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サーバーの稼働は止められない!サーバーの移設で注意したいこと

*_2019年6月3日配信 102コラム_*

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今はほとんどの会社において、ネットワークが不可欠な状況になっていると思います。何をするにもメールやグループウェアなどのネットワークインフラが必要で、もし会社のネットワークやサーバーが使えない状態となったら自分のパソコンがあっても業務が滞り、場合によってはまったく仕事にならないという人も多いのではないでしょうか。

サーバーやネットワークが数日止まっていても業務に大きな影響がないという会社であればよいのですが、サービスの都合で一瞬たりともサーバーやネットワークを止められない、という会社も多いと思います。そんななか事務所移転などでサーバー移設が必要になったとしたらできるだけサーバーを止めずに移設を進めたいですね。

事務所移転時に発生する移動距離や環境でも大きく変わりますが、現状のサーバー構成が一番大きなポイントなります。例えばWebサーバーを負荷対策のために複数のサーバーで管理している場合は、分割して移設することでダウン時間がなく移設できる可能性があります。ただし、すべてがそういった環境にしてある会社はそんなにないと思います。別のケースでは、非常にコンパクトなサーバーを運用している場合、バッテリーと携帯通信網を利用してサーバー移設できる可能性もあります。ノートPCをネットワークにつなげたまま移動するイメージです。ただし、どうしても通信が不安定になる可能性があります。

ダウンタイムなしにする一番理想的な方法は、ネットワークやサーバーをクラウドに移行してしまうことです。会社でサーバーを持たないといった方針ですでにクラウドを利用している会社は多いのですが、クラウドはこういったサーバー移設の際の非常経路としても有効に使える存在です。会社によっては他者のクラウドサービスに自社情報を入れることに抵抗やリスクを感じているところもあるとは思うのですが、そのリスクを許容しても有り余る恩恵が得られるものと思います。

また、物理的なサーバー移動する際に気をつけたいのが破損などの事故です。バックアップをとってから移設にのぞみたいところです。

会社に大きな影響を与えるサーバーの移設は事務所移転の計画を含め、前もって準備をしっかりして進めたいものです。

当社でも施工等のご相談等承っておりますので、お気軽にご相談下さい。お待ちしております。

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