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テレワークやサテライトオフィスに!クラウドシステム

*_2020年7月6日配信 102コラム_*

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コロナ禍の影響によりテレワークの需要が増加しています。

テレワークは、これまでは単に在宅勤務だけを指していましたが、
最近ではシェアオフィスやレンタルオフィスなどを利用した様々な
場所でのワークも含めて語られるようになってきています。
そんなテレワークを実現するためにはいくつもの課題がありますが、
インフラ系を支える大きな力となっているのが、クラウドの利用です。

まずは、クラウドについてまだよく知らないという方のために簡単に解説していきます。
クラウドというのはクラウド・コンピューティングの略であり、
端的に言えばインターネット上で提供されるサービスのことです。
サービスの種類に応じてSaaS/PaaS/IaaSと分類されています。

SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)は、
本来はパソコンやサーバに入れて使用するソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスです。
現在多種多様なSaaSが提供されており、企業に欠かせない業務システムは
ほぼすべてがSaaSでまかなうこともできます。

PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)は、
システム開発に必要な環境基盤(プラットフォーム)を
インターネット経由で調達できるサービスです。
サーバ等の購入は不要で、素早く希望する環境基盤を調達でき、
また不要になれば解約できます。

IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)は、
サーバそのものに備わっている性能(CPU、メインメモリ、ストレージなど)を
インターネット経由で利用できるサービスです。
IaaS上でシステムを構築することも、既存のシステムをIaaSへ移行することもでき、
サーバ調達やネットワーク機器等はもちろん不要です。
必要な処理量によって、コンピューターリソースの拡張や縮退が自由にできます。

クラウドのメリット

メリット1. サーバのメンテナンスが不要に
サーバのメンテナンスは、サービスの提供会社が行うので、
物理サーバの保守運用の必要がなくなります。
システム障害が発生した際も、社内で復旧対応する必要がなくなります。

メリット2.運用・維持コストが安価
必要な時に必要なサーバリソースのみの料金を支払う従量課金制なので、
運用コストが抑えられます。
不要なサービスは停止するだけなので、余分な料金を支払わずにすみます。
社内で運用すると経費となってしまう維持費を減らすことができ、
またメンテナンスを行っている管理担当者の人件費も減らすことが可能です。

メリット3. オンプレミスとの連携も可能に
それまで、自社内で環境構築を行い運用していたシステムも、
柔軟に連携できるクラウドサービスも増えています。
事前に実現可能かどうかを十分に調査する必用はありますが、
オンプレミスとクラウドを組み合わせた環境で、
自社にあったさらに利用しやすいシステムを構築することも可能です。

オフィスの施工のご相談等も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。 お待ちしております。

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