東通ネットワーク株式会社

お役立ちコラムCOLUMN

持ち運びに便利!ホテルルーター

*_2020年10月12日配信 102コラム_*

◆──────-- - - -       102-NETWORK      - - - – --───────◆

 

Wi-Fiの普及により、スマート化が進んでいる無線LAN接続。
特に宿泊するホテルにおいては有線LANケーブルのみが用意されている場合もあるため、
「ホテルルーター」で無線LAN対応に切り替えると、ネット環境がより便利になります。

ホテルルーターの使い方は実はとても簡単!
ホテルルーターの代表的な使い方が、ホテルに設置されているLANポートを使用する方法です。
ホテルには各部屋にLANポートが設置されているケースが多く、
直接LANを挿せばネットがそのまま使えると言う仕組みになっています。
しかし最近ではLANポートのない無線LAN専用のPCが多く、
LANポートがあっても接続できないことが多くなってきました。
ホテルルーターには、有線LANから無線LANに切り替える機能が付いているので、
部屋にある有線LANをホテルルーターに接続すれば、LANポートがないPCでも問題なく利用可能。
しかも、通常のWiFiと比較しても安定した通信が実現します。

モバイルWi-Fiとは異なる
小さくて便利に持ち運んでWi-Fi接続ができる点から、
モバイルWi-Fiの存在を思い浮かべる人は多いでしょう。
確かに似ていて混同しやすいのですが、小型Wi-FiルーターとモバイルWi-Fiは、一線を画します。
モバイルWi-Fiの場合、ルーター本体からWi-Fi電波を発信し、それを利用して無線接続が可能です。
しかし、小型Wi-Fiルーターの場合は、有線LAN端子に接続してWi-Fiの電波を供給するため、
そもそもインターネットへの接続環境を必要とします。
ネット環境がなくても、本体の電波を使って接続できるのがモバイルWi-Fi、
ネット環境がある状態で、有線から無線に電波を切り替えて接続するのが、小型Wi-Fiルーターです。
今やホテルルーターの種類も非常に多くなり、
色んなメーカーがポケットルーターとして多種多様で色んな価格帯の製品を販売しています。
しかし仕様を確認せず、ただ闇雲に選んでしまっても使う時になって
不便に感じる部分が出てくるかもしれません。
思わぬ事態に悩まされないようにホテルルーターの選び方について紹介していきましょう。

USBとコンセントどちらの給電方法か確認する
ホテルルーターの給電方法をチェックしておかないと、
いざと言う時に使えないトラブルが発生します。
ホテルルーターの給電方法は、USBとコンセントの2種類。
USB給電だとPCのUSBポートへ繋いだ状態でも大丈夫なので、
場所を選ばず利用できて非常に便利です。
一方でコンセントの場合だと持ち込みできる場所が限られてしまいますが、
作業場所が特に変わらないのであればコンセント給電の方が安定していると言えます。

電波干渉が起きないよう周波数は5GHzを選ぶ
無線LAN持ち込みする以上は、必ず周波数の帯域を使うことになってきます。
例えば、電子レンジの周波数は2.4GHzの帯域を使用しているので、
同じ帯域を使ってしまうと電波干渉によって通信がうまくいきません。
ホテルルーターで無線LAN環境を作る際には、5GHzの周波数を選ぶようにしましょう。
「11ac」と記載のある規格を購入すれば、帯域で干渉することなく快適に使うことができるので、
購入の際には周波数の規格をしっかりチェックすることが重要です。
5GHzと2.4GHzに対応していても、
同じチャンネルで受信送信する仕様だと快適な通信速度は期待できません。
デュアルバンドは、
5GHzと2.4GHzの両方の周波数に対応したモデルで2つの周波数を使い分け出来るのが特徴。
違う周波数チャンネルを受信と送信で使い分けることで、より快適なWi-Fi環境が実現します。
現在使用している端末のスペックをチェックしておくのも、
ホテルルーターを選ぶ時の重要なポイントです。
使っているパソコンやスマホが「IEEE 802.11ac」など高速通信規格に対応していても、
ルーター側が対応していなければ期待する通信速度は得られません。
所有しているデバイスの対応規格をしっかりと確認したうえで、
少なくとも同じ通信規格の製品、できればより高速なモデルの購入をおすすめします。
ホテルでの快適なワイヤレス環境が確保できるだけでなく、
将来端末を買い替えた際にもそのまま使い続けることが可能です。

サイズで選ぶ
ホテルルーターを選ぶ際には、サイズも重要なポイント。
基本的にコンパクトであればあるほど携帯性はよくなりますが、
小さすぎるとカバンから取り出しにくかったり、どこかに置き忘れたりする可能性があります。
頻繁に出し入れをして使う方や、紛失するのが心配な方は、
ある程度大きさのある製品を選んでおくと安心です。
幅・高さ・奥行をしっかりと確認して、自分に合ったサイズのモノを選びましょう。

給電方法で選ぶ
給電方法はUSBとコンセントの2つがあります。
USBタイプはバッテリーが切れてもパソコンやモバイルバッテリーから充電できるため、
場所を選ばないのが魅力です。
コンセント給電タイプは直接AC電源に挿して充電するのでコードが不要。
一方、使用場所はある程度限られてしまうというデメリットがあるため注意しておきましょう。

オフィス施工のご相談等も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。 お待ちしております。

 

◆──────-- - - -       102-NETWORK      - - - – --───────◆

ページトップへ