移転の前に確認しましょう!使える電気
*_2019年3月18日配信 102コラム_*
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オフィスの移転を行う前に確認しなければならないことの1つは電気容量の確認です。電気容量を確認せずにオフィスを移転した場合、電気容量が足りない、分電盤の回路が足らない、頻繁にブレーカーが落ちる等の問題が起きる可能性があります。これらの電気に関わる問題によって、パソコンに保存してある重要なデータが消えてしまったり、機器が故障する原因にもなってしまいます。
電気のトラブルは業務に直接支障をきたすので大きな問題となります。 オフィスの移転後に電気容量のトラブルが起きないためにもオフィスの電気容量の事前確認をしておきましょう。
オフィスの移転を行う場合には、ビル全体の電気容量が決まっているということを知っておきましょう。
例えば電気容量を増やしたい場合にはビル全体の容量を考えて工事を行わなければいけません。
ビル全体の電気容量に十分な空きがあり、この空き容量で賄える場合にはブレーカーの交換などの簡単な工事で済みます。しかしビルの電気の空き容量で足らない場合にはビルの変圧器を交換するなどの工事が必要になりコストが相当かかります。
このような理由からビルの一角に入居しているオフィスの場合に大規模な電気工事を行うことは難しいのです。
オフィスの内装工事を行う際には電気工事が必要か否か、必要な場合どのような工事計画になるのかを確認しましょう。
オフィスの電源は空調(エアコン)用の動力電源と照明用そしてコンセント用にそれぞれ別の回路で構成されています。電源用のコンセントを配置する場合各回路を適切に振り分けて再構築します。
オフィス内を間仕切り、新しい部屋にエアコンを増設する場合動力用電源の回路増設をします。照明も区切られた部屋に独立したスイッチが必要になるので、ここにも別の回路を設置する必要があります。
またコンセントの設置をするに当っても再度電源の振分けをする必要があります。既設のコンセントがある場合には回路とコンセントの関係を把握したうえで、必要な容量の分配を回路で調節しながら行います。
電力分電盤の中には全体の主ブレーカーと回路ごとの子ブレーカーがあり、回路数は多い方が各種調整効きます。
回路設定で注意したいのがサーバーやセキュリティ等重要な設備にあてがわれる回路は、他の回路に影響されないように独立させる事が大事です。
また意外と忘れがちなのが水回りの電力量オーバー。
コーヒーメーカー、ポット電子レンジ、冷蔵庫そしてウォーターサーバー等が集中するので注意が必要です。ウォーターサーバーに至っては冷蔵庫を超える容量を使う製品が有るので特に注意したいところです。
少しはお役に立てたでしょうか。
当社でも施工等のご相談等承っておりますので、お気軽にご相談下さい。 お待ちしております。
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