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大丈夫ですか?!会社の備蓄・備品対策!

*_2019年9月17日配信 102コラム_*

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先日も千葉県を中心に関東で大きな台風が来ました。長く停電も続いておりコンビニなどは物資が届かないなど続いているそうです。

もしも大きな災害があっても被害を最小限に抑えるためにできることは何か?どの備品・備蓄が何のために、どのくらい必要なのかをきちんと理解し、万が一のために備えましょう。

企業防災の目的はふたつあります。ひとつは災害被害を最小化する「防災」。もうひとつは企業活動の維持と早期回復を目指す「事業継続(BC)」です。どちらの目的も達成するよう、備品・備蓄を揃える必要があります。

備品・備蓄の目安は、「発災後3日間」の間、従業員や来社中の取引先、顧客が困らないくらいの量が基本。また、震災の影響は3日間のみであるとは限りません。可能であれば3日分以上の備蓄についても考え、用意しておくことが理想的です。

本当に必要な物を知り、備蓄・備品を揃えましょう。

  1. 生命の要「水と食糧」

・水は1人あたり1日3L

・主食は1人あたり1日3食

主食は「アルファ化米」「クラッカー」「乾パン」「カップ麺」などです。賞味期限に留意しつつ、必要な非常食を揃えましょう。

  1. 緊急用の薬

・胃腸薬

・解熱剤

・持病の処方薬

大地震で水が止まった時に助かるのが「胃腸薬」。被災すると、精神的にも肉体的にも疲労がたまり、さらに水が使えないことから十分な衛生な環境が確保できず、お腹を壊してしまう人が増えます。そんな時に、胃腸薬を用意しておけば安心です。

また喘息や糖尿病などの持病のある従業員に対しては、普段からしっかりと持ち歩くように声をかけるなど、個々へのアナウンスすることも大切です。

  1. その他必要性の高い物資

・毛布やそれに類する保温シート

・簡易トイレ(非常用トイレ)

・衛生用品(トイレットペーパ等)

・敷物(ビニールシート等)

・携帯ラジオ

・懐中電灯

・乾電池

・救急セット(包帯・ガーゼ・絆創膏・消毒液など)

・マスク

・歯ブラシ

・生理用ナプキン

・非常用発電機

・工具類

・調理器具(携帯用ガスコンロ、鍋等)

・副食(缶詰等)

・ヘルメット

・ヘッドライト

・革の手袋

・自転車

・暖房用品、暖房器具

・地図

・新聞紙

・ポリ袋

・大判ハンカチ

・レインコート

これらすべてを揃えるのはなかなか難しいように思えるかもしれません。しかし、個人のデスクに最低限備えておいたり、代替品を探しておくなど考えておくと安心です。

また、東日本大震災後、災害や事故など、事業拠点であるメインオフィスが被災した場合の代替オフィスとして「バックアップオフィス」を構えることを検討する企業が増えています。

セキュリティの観点から、企業の保有するさまざまな情報をデータセンターに預けることは珍しくありません。ですが、事業拠点が被災してしまうと、そもそもパソコンがなく従業員が働ける状況にない場合があります。そんな時、机や電話、複合機など、業務に必要な設備がそろうバックアップオフィスがあるととても安心です。

災害はいつ発生するかはわかりません。「やっておけばよかった」と後悔することのないように、企業防災の備品・備蓄チェックは定期的に行うなど、日頃から防災意識を高めましょう。

当社でも施工等のご相談等承っておりますので、お気軽にご相談下さい。お待ちしております。

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