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アナログカメラとネットワークカメラの違い

*_2019年9月30日配信 102コラム_*

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アナログカメラは、従来からある形式で、同軸ケーブルにより映像データを伝送するタイプのカメラです。
一方ネットワークカメラは、LANケーブル(UTPケーブル)でデータを伝送します。

アナログカメラは38万画素のカメラが主流です。画素数が少ない分HDDの容量が少なくても長期間の録画が可能となります。
また、夜間でもそのまま撮影できる暗視カメラのラインナップが豊富です。ネットワークカメラと比較すると価格が概ね安価で設定が容易です。
しかしネットワークカメラに比べると画質が落ちることとケーブルの取り回しが煩雑になること、
電源サプライ、スイッチャー、レコーダーなど多くのハードウェアが必要となります。遠隔からのアクセス性もよくありません。

ネットワークカメラの映像はメガピクセル(100万画素)以上の高画質です。
これまでのアナログカメラの画質と比べ、一線を画す高精細な映像を見ることができます。
機種によっては音声もクリアに録音できるため、どんな状況でも細部までしっかりと確認できます。
また、映像を録画したらデジタルデータのまま保存されるので、画質が劣化することなく長期にわたって保存可能です。
4Kや8K解像度に対応したカメラもあります。HUBを利用すればケーブルの取回しが簡素化でき、
PoEHUBなどを利用してシステムをシンプルに構成出来ます。ネットワーク経由でどこからでもカメラにアクセスして設定なども行えるのも利点です。
ただ設定についてはある程度のネットワーク知識が必要な場合もあります。しかしアナログカメラよりも割高です。

人の流れが活発になれば、増えた人数に比例して、ささいなトラブルや、事件や事故も増えていきます。
防犯カメラの設置は、そのトラブルや事件を未然に防ぐ強力な抑止力にもなります。
アナログカメラの撮影可能距離は短く、広範囲に渡って監視するのであれば、ネットワークカメラがおすすめです。
しかし、画質が上がった分、帯域を充分に確保する必要もあり、その分コストもかあがります。
そのデメリットを補っても余り有る程、最新の技術を使ったネットワークカメラの用途は多岐にわたります。
どの位置にカメラを設置するか。また、何台カメラを設置するのかによって、
アナログの防犯カメラか、ネットワークカメラのどちらかを選ぶと良いのではないでしょうか。

当社でも施工等のご相談等承っておりますので、お気軽にご相談下さい。お待ちしております。

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