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失敗しないデスクトップモニター選び方

*_2020年2月25日配信 102コラム_*

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目的によって必要なスペックや機能が大きく異なる「PCモニター」。製品ラインナップが豊富なので、
購入を検討している方はどの機種を購入すればよいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
PCモニターのメリットは、好みに合わせた画面サイズの製品を選べる点です。ノートパソコンを使用する際、
画面サイズにストレスを感じてしまい、作業効率が上がらないことがあります。
また、既存のデスクトップパソコンの場合でもPCモニターを変えるだけで快適な環境に改善される場合があるので、現状に不満がある方は購入を検討してみましょう。
PCモニターには、「スクエア」と「ワイド」の2つの形があります。スクエアタイプのPCモニターは比率5:4で、
ワイドタイプのPCモニターは16:9。最近はワイドタイプのPCモニターが主流です。
ワイドモニターをさらに横へ広げた「ウルトラワイドモニター」という製品も
徐々にラインナップが充実してきています。
これは映画鑑賞や動画編集などの用途に適したモデルなので、気になる方はチェックしてみましょう。

パネルによる分類
IPSパネル
「In Plane Switching」の頭文字から名前がついたIPSパネルは、上下左右に178°の広視野角を持つのが特徴。
画面をどの角度から見ても安定した色表現が可能なほか、
ばらつきの少ない応答速度と発色のよさを備えています。
一方でバックライトの透過率が高く、純粋な黒を表現するのが苦手。コントラスト比を高めにくいのが難点です。
しかし、発色がよく角度を問わず安定した色が見られるので、
静止画を取り扱うデザイナーや医療現場で使われることがあります。

VAパネル
VAパネルは、1970年代に原理が発見された歴史の長い方式。
VAは「Vertical Alignment」から頭文字をとったもので、バックライトの透過率が低く
純粋な黒を表現できるのが特徴です。
深みのある黒を表現できるため、高いコントラスト比も実現可能。
暗部表現の多い映像を見る場合には高いパフォーマンスが得られます。
ただし、IPSと比べると視野角には弱く、斜めから見るのは不向き。
寝転がって見たり複数人で画面を一緒に見たりする場面で使いにくいのが難点です。
画面を真正面から見て作業する方や、映像に鮮やかさとメリハリを求める場合におすすめします。

TNパネル
TNパネルは消費電力とコストが安く、モニターそのものを安価で購入できるのが特徴。
応答速度を速くできるので、ゲーマー向けモニターに採用されることもあります。
一方で、視野角が狭く、斜めから見たときの色変化が激しいため、
複数人でモニターを共有する場合は不向きです。
ただ、斜めからの映りが悪いことを逆手にとり、のぞき見防止対策としてノートPCに採用されることもあります。
正面から全体を見る必要があるので、サイズの小さなモニターを探している方におすすめです。

光沢による分類
PCモニターには、グレア(光沢)・ノングレア(非光沢)という光沢の有無による違いがあります。
グレアの方が輝いているので映像がきれいに見えるというメリットがある反面、
映り込みが多いため目が疲れやすくなる点には注意が必要です。
ノングレアは、光沢がなく自分の顔が映りこむ心配が少ないのが特徴。
グレアに比べ、目にやさしいというメリットがありますが、グレアと比べると発色が地味なので、
コンテンツを思う存分楽しみたい方にとっては物足りなさを感じる場合があります。

当社も施工等のご相談等承っておりますので、お気軽にご相談下さい。お待ちしております。

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