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小規模オフィスのレイアウトのコツ!

*_2020年9月23日配信 102コラム_*

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コロナ禍の影響もありテレワークを中心とした業務に移行するため、
オフィスを小規模オフィスにする企業が増えています。
しかし面積が限られているだけにコツのいる小規模オフィスのレイアウト。
限られたスペースにデスク、什器、コピー機などを置き、
会議室なども作るとなるとどうしても雑然としたオフィスになりがちです。
そこで今回は小規模オフィスのレイアウトの抑えておきたいポイントについてご紹介します。

小規模オフィスのメリット
大規模オフィスに負けないくらいのメリットが小規模オフィスにはあります。
そのひとつが低コストでオフィス作りができることです。
働くスタッフの数自体が少ない小規模オフィスは必要な家具も少なく、費用を抑えられる場合も多いです。
また、大規模オフィスでは空間が広くなる分、どうしても統一感がなくなりがちです。
人が多くなるほどさまざまなものを持ち込み、雑多な雰囲気になることも珍しくないかと思います。
もともと空間が狭く、置く物が限られている小規模オフィスは、デザインに統一感を出しやすくなります。
家具の色や素材のバランスも取りやすいため、オフィスデザインやレイアウトの失敗が起こりにくいです。
そして生産性を高めることができます。
狭い空間だからこそ、社員同士のコミュニケーションが取りやすく、
デスクを仕切りで区切るとプライベートな空間をつくることができます。
このように小規模オフィスには様々なメリットがあるため、
無理をして大規模オフィスにする必要はありません。
小規模オフィスのメリットを最大限に活かしたオフィスレイアウトを考えましょう。

さて、レイアウトはどの様な点に注意したらよいでしょう。
限られたスペースを最大限有効に使うためには、
導線を確保する以外にもいくつか注意するべきポイントがあります。

収納スペースは確保できているか
小規模オフィスで物を収納するスペースが少ないからといって、
デスクの上に山積みにしていては、業務効率が悪くなるばかりか、
需要な書類とそうではない書類が混在してしまうなどコンプライアンス的にも大きな問題となります。
ポイントは収納スペースを減らすことではなく、必要なものとそうではないものを区別して、
必要ではないものはその都度廃棄処分にしていくことです。
まずは必要なものとそうでないものにしっかりと分け、そのうえで紙として残し収納する、
データ化して紙は捨てるといった順位を決めていきましょう。

男女間のプライバシー
どんなに狭いオフィスだからといって、男女間のプライバシーをないがしろにしては、
お互いに気持ちよく仕事ができません。特にトイレ付近には場合によってはパーテーションを置く、
音が外に漏れないようにするといった工夫が必要です。
また可能であれば女性には小さくてもロッカールームを用意するとよいでしょう。

来客時の打ち合わせスペース
近くにカフェがある、借りている物件のなかに共同のフリースペースがある場合は問題ありませんが、
小規模のレイアウトでは置けるものが限られます。打ち合わせスペースは、
いざというときにあった方が便利ですが、狭いところに来客を押し込む結果となってしまうこともあります。
レイアウトを決める早い段階で設置の有無を決める必要があるかもしれません。

通路の確保
あれこれ欲張って物を置くと、人間一人が通れるスペースがやっと確保できた。
なんてレイアウトに陥りがちです。特に縦長の部屋は注意が必要です。
小規模なオフィスならではの限られたスペースで、
何パターンも事例を作ってベストなレイアウトを見つけましょう。

小規模オフィスは最初にレイアウトを考える時点でしっかり気を配っておくことで、
不便どころか統一感のある快適でおしゃれな空間を実現することができます。
スモールオフィスだからこそ、スタッフの距離が近く、
コミュニケーションが広がることもあるのではないでしょうか。
また、機能的でスタイリッシュなオフィスだからこそ、モチベーションが上がることもあります。
小規模ならではの機能的なオフィスづくりを検討してみてはいかがでしょうか。

オフィス施工のご相談等も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。 お待ちしております。

 

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